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トミタの家づくり舎

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『次世代の家づくり』とするトミタの断熱性能UA値とは?

2022.10.24
次世代の家づくりとするトミタの断熱性能UA値とは?大東市で注文住宅を手掛ける≪トミタの家づくり舎≫の住宅アドバイザー伊藤です。

弊社のキャッチコピーは、『109年の伝統と次世代の家づくり』を掲げさせて頂いてますが、
109年という長い歴史の中で、社会で求められる家の価値は時代と共に変わってきております。

昔から家に求められてきたもので、『安心・安全・快適』ということに関しては今も変わらずだと思います。
特に、『快適性』に関しては月日が経つに連れてより顕著なものへ変わろうとしてきております。

109年という歴史を歩んできた冨田建設は、次の100年へ歩む上で『次世代の家づくり』が重要だと考えており、
その重要な要素として『断熱性能UA値』への取組みに力を入れております。

今回は、トミタの家づくり舎がこだわる断熱性能UA値についてお伝え出来たらと思います。

目次


 
 
 

1.断熱性能UA値の特徴とは?

 

断熱性能とは、家の外である外気温を遮断し家の中の内気温を外へ逃げないようにする性能のことです。

 

夏の場合であれば、暑い外気温が内部へ伝わる熱を遮断し、家の中でエアコン等で冷やした内気温を逃げないようする。
冬の場合であれば、寒い外気温が内部へ伝わる熱を遮断し、家の中でエアコンや暖房機器で暖めた内気温を逃げないようにする。
すなわち外の気温に左右されず、家の中の快適温度を保つ性能となります。
イメージとしては、魔法瓶の筒のようなもので、断熱性能を保温性能と言い替えることが出来ます。

 

この断熱性能が高いと外の気温に左右されず、家の中の温度コントロールがしやすくなりエアコン効率も良くなります。
逆に断熱性能が低いと家の中の温度が外の気温に影響を受けやすくなり、夏は暑く冬は寒くなります。
エアコン等の機器効率が悪くなり快適性を損ないます。

 

この断熱=保温性能が優れているか優れていないかの判断はこれまで曖昧でしたが、
UA値と呼ばれる値で断熱レベルを判断することが出来ます。

 

このUA値というのは、外皮平均熱貫流率を示す値となります。
外皮平均熱貫流率とは、建物を構成する床、外壁、屋根(天井)や開口部などの内から外へ逃げる熱量を建物全体で平均した値となります。
この数値が0に近づければ近づく程、断熱=保温性能が優れているということになります。

 

計算方法は、【総熱損失量÷外皮表面積】で求めることができます。
外壁や屋根、窓や床などの、いわゆる建物の中と外の境界線となる外皮部分から逃げる外皮熱損失量を、外皮表面積で割るということになります。

 

この数値を高める為に、断熱性能を高める建材を如何に組み合わせるかがポイントになっており建物価格に大きく影響させる部分となってきます。
建物価格が安いということは、この断熱=保温性能が低いという可能性があります。

 

また、この断熱性能は『断熱性能等級』とも表されたりしております。
この『断熱性能等級』は、国土交通省が制定する品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に規定された省エネ性能を表す等級のことを示したものとなります。
この等級は2022年10月より7段階で表しており、この等級数値が小さいほど性能が低く、大きいほど性能が高いと言えます。


 
 
 

2.断熱性能の歴史

 

『実家が寒い』という経験を持たれている方が非常に多い印象です。
なぜならば昔は断熱性能についてほとんどこだわって作られてきていなかったからです。
 
とは言え快適性や省エネ性を求めていく中で、断熱材の厚みを増やすなど断熱性能への取組されていくようになりました。

 

1980年:『断熱等級2』が制定

 

1992年:『断熱等級3』が制定。通称「新省エネ基準」

 

1999年:『断熱等級4(=UA値0.87)』が制定。「次世代省エネ基準」と当時呼ばれ、2022年3月まで法律上では最高等級と呼ばれいました。

 

2020年10月26日に当時の菅内閣総理大臣が脱炭素社会の実現に向けて『2050年までにカーボンニュートラルを目指す』ことを宣言。

 

その実現において、家の断熱性能を上げることで、省エネ性能が向上し脱炭素へ貢献するということから
2022年6月13日にこれまで見送られてきた省エネ基準の『義務化』が可決・成立しました。

 

2022年4月:『断熱等級5(=UA値0.60)』が制定。UA値0.6というのは、ZEH基準と呼ばれている性能基準となります。

 

2022年10月:『断熱等級6・7』が制定。断熱等級6はUA値0.46(※)以下、断熱等級7はUA値0.26(※)以下と定められました。
      ※大阪基準(地域によって数値が変わる)

 

2025年の省エネ基準義務化がスタートすると、断熱等級3以下は全て建築不可となります。
その為、これまで断熱等級4を最高等級と呼んでおりましたが、今後は最低等級になってしまうということになります。

 

この通り時代の移り変わりによって、
断熱性能における省エネ性能は向上し続けております。


 
 
 

3.今後求められる世の中とは?

 

世界的な大きい流れとしては地球温暖化対策における社会問題の解決の為に、
日本のカーボンニュートラルへの取組がより顕著になっていくだろうと思われます。

 

昔より気候変動が激しくなってくるなどして、
より安全に安心できる快適な住環境が必要かと感じます。

 

特に電気ありきの時代においては、
如何に電気を生み出すのかが重要になっており、いち早く一次エネルギーとする化石燃料での発電を卒業することが命題となってます。
住宅業界に課せられていることは、電気の使用量を減らすことのできる省エネ、電気を自然エネルギーで生み出す創エネ、そして余った電気を貯める畜エネがポイントとなります。

 

まずは、エネルギーの無駄使いや非効率な点の改善とする省エネが第一歩となります。
その上で、さらにエネルギーを生み出す創エネ、そして畜エネと繋がっていくのが理想的です。

 

創エネと畜エネは、いわゆる太陽光パネルや蓄電池等になります。これらは設備となりますので、後から対策は可能です。
しかし、建物における省エネに関しては、後から手を入れにくい部分となりますので、まずは着手すべき性能と言えます。


 
 
 

4.大阪で求められる断熱性能とは?

 

断熱性能において、全国の地域によって定められる基準や数値は違っております。
なぜならば、緯度の違いによって寒さ暑さが違うからです。
例えば、北海道と九州・沖縄と比較すると顕著かと思います。

 

この地域差に対して、国土交通省が地域区分として全国8つに分けております。
大阪は主に6地域で山手側だと一部5地域だったりします。

 

また、断熱等級やUA値を学ぶ際に『HEAT20』という言葉も出てくる為、ややこしくさせているのかもしれないですが、
この『HEAT20』とは、『2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会』の団体のことを指します。

 

HEAT20においても、G1、G2、G3という形で地域区分に応じて推奨するUA値等が設定されています。
その上で、大阪の数値基準はこのようになります。
・断熱等級4:UA値0.87
・断熱等級5:UA値0.60 ※UA値0.56(HEAT20 G1)
・断熱等級6:UA値0.46(HEAT20 G2)
・断熱等級7:UA値0.26(HEAT20 G3)

 

北海道と比較すると
2025年時に最低等級となる断熱等級4のUA値0.46は、大阪で言うと断熱等級6と同等となります。
大阪においても今後は断熱等級5を最低基準として断熱等級6の確保する計画を立てて頂きたいと思います。
予算に余裕があるようでしたら断熱等級7を目指すことで、より良い快適性と省エネ性が実現できるかもしれません。


 
 
 

5.断熱性能は理論値?!

 

 

お家というのは、魔法瓶のような性能が求められることから断熱部分は、あくまでも器とする側部分となります。
しかし魔法瓶の蓋が空いていると保温冷が悪くなる為、如何にこの蓋の隙間を無くすかが『気密性能』が重要となります。
その為、断熱性能にこだわったとするのならば気密性能もこだわらないと断熱性能が下がってしまうことになります。

 

よく料理で例えられることが多いですが、
レシピは『断熱性能』、実際の調理は『気密性能』と呼ばれたりしてます。
つまり三ツ星レストランの美味しい料理のレシピであっても調理で再現できなくては意味がありません。
同様に、高い断熱性能とするレシピも期待通りの数値や味を発揮する為には、施工とする調理の腕が必要になります。

 

そのことから断熱性能は、『理論値』と呼ばれていることから
理論値を実現する為の施工力が一番大事になってきます。


 
 
 

6.トミタの家づくり舎が取組む断熱とは?

 

トミタの家づくり舎における断熱性能においては、
ほとんどがHEAT20のG2(UA値0.46)をクリアした家が多いです。

 

予算によっては、ZEH基準~HEAT20G1あたりになることもありますが、
常に次世代を考えた性能でご提案させて頂いております。

 

断熱材においては、断熱性の高いネオマフォームを活用しております。
こちらの特徴としては、施工の再現性が高いことです。
どうしても人の手で施工しますので、万が一のミスも発生する可能性はあります。
そこを施工がしやすく断熱性の高い断熱材を活用することで施工精度を上げております。

 

また、『気密性能』についても全棟気密測定をおこないC値0.5以下を実現させております。
そのことから施工ミスの有無を気密測定をすることでチェックをしている形にもなりますので、
安心して住んでいただけるようにしております。

 

一般的な感覚で『暖かい』『涼しい』という説明ではなく
キチンと客観的な数値をもとに家づくりをさせて頂いてます。
そのあたりも予算に応じながら打合せもしやすいのではと思っております。


 
 
 

7.まとめ

 

断熱性能を示す客観的数値は、『UA値』『断熱等級』『HEAT20』となります。
断熱性能は保温冷性能であり省エネ性に繋がる。
●時代の偏移は遅いながらも断熱性能をあげていく国の方針
次世代が求める脱炭素社会の実現には、『省エネ性(断熱性能)』『創エネ』『畜エネ』が必要。
理論値の断熱性能を実現するには『気密性能』が大事

 

いかがだったでしょうか?
次世代の断熱性能についてとトミタの家づくり舎における取組についてお分かりにいただけたのではないでしょうか。
 
また、今回の記事では伝えれなかったことなど個別相談会などにて、お伝えもさせて頂いてますので
是非、ご興味を持って頂けましたらお気軽にお問い合わせください。

  
 
 

トミタの家づくり舎では、ライフプランシミュレーションを活用した住宅予算のご相談も承っております。
ご来社でのご相談の際にはキッズスペースもご用意しておりますのでお子様とご参加も頂けます。またオンラインでのご対応も可能です。
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https://tomita-iedukuri.com/event/967/
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この記事を書いた人:伊藤 春洙

住宅アドバイザー

大学卒業後、企画開発・販売会社に入社し営業職として従事。その後「モノ売り」から「コト売り」に携わりたいと思い、30代後半で工務店へ転職し、住宅販売・リフォームの営業を行っていたところ、縁があって冨田建設に入社し現在に至ります。