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平屋のメリットとデメリットは?徹底解説!

2022.12.14

大東市で注文住宅を手掛ける≪トミタの家づくり舎≫の住宅アドバイザー伊藤です。

こんにちは。

今回のテーマは

「平屋にしようか?」「二階建てにしようか?」

についてです。

最近では二階建てが主流になっていますが、その中でも今回は平屋のメリット・デメリットについて深掘っていきます。

「費用はどのくらい?」「間取りが難しそう」
そんな皆さんの疑問にお答えしていきたいと思います。

是非ご覧ください。

目次
✔︎︎︎︎平屋のメリット
✔︎︎︎︎平屋のデメリット
✔︎︎︎︎平屋はどんな人におすすめ?
✔︎︎︎︎間取りの注意点
✔︎︎︎︎まとめ


 
 
 

✔︎︎︎︎平屋のメリット

平屋のメリットとデメリットは?徹底解説!
では早速、平屋のメリットについて見ていきましょう。

現在は二階建てが主流になりつつありますが、実は平屋の人気もあるんです。

「できれば平屋の家にしたいんだけど、日当たり、土地条件、家族のことを考えると、、」

「土地が広ければ、、」

結果的に二階建ての家をご購入された方の中にもできれば「平屋を建てたい」という方が多くいるのです。

ではなぜ平屋は人気なのでしょうか?
平屋のメリットを簡単にまとめると、

・1階で生活を完結できる
・ワンフロアで動線が短く移動が楽
・階段などのスペースを有効活用できる
・開放感があり、家が広く感じる
・老後が安心
・二階建てに比べて耐震性に優れている

このようなメリットがあげられます。

やはり平屋の最大の魅力は、移動が楽な点でしょう。

家のすべての機能が1階で完結できるので、老後も安心。また、バリアフリーにしやすいこともメリットです。

30坪の家であれば、そのうち1.5坪ほどが階段のスペースになりますが、階段が無い分スペースを有効活用できますよね。

また、ワンフロアのため開放感や奥行き感を出しやすく、家を広く感じられるんですね。

更には、平屋は高さが抑えられ重心が低くなるので耐震性に優れている構造です。

以上のことを踏まえて、「平屋は暮らしやすい」「長い目で見て安心して暮らせる」などの魅力を感じる人が多く、平屋が人気の理由になっています。


 
 
 

✔︎︎︎︎平屋のデメリット

平屋のメリットとデメリットは?徹底解説!
続きまして、デメリットを見ていきましょう。

平屋のデメリットは
・周辺環境の影響を受けやすい
・二階建ての家と比べると、同じ大きさで平屋の方が坪単価が高い
・間取りの難易度が高い

以上が平屋の代表的なデメリットです。

まず1つ目の「周辺環境の影響を受けやすい」ですが、

例えば二階建ての家が並ぶ住宅街に一軒だけ平屋の家が建っていたらその平屋の家にはどんな影響があるでしょうか?

「周りの家から丸見えで視線が気になる」だとか「日当たりが良くない」と、平屋はどこに建てても暮らしやすいかと言われると、そうではありません。

失敗しないためには、どうしたら良いか。

暮らしやすい平屋の家を建てるためには、周辺環境・敷地条件などを踏まえることが重要になるんですね。

平屋のメリットを最大限に活かすためには、これらをあらかじめ考慮した設計が必要になります。

次に費用についてです。
同じ30坪の家でも、二階建てと比べると平屋の方が建築費が高くなります。

その理由は、平屋は二階建てよりも基礎の面積や屋根のサイズが大きくなるので、その分費用が多くかかってしまいます。

その為坪単価も平屋の方が二階建てより高くなる傾向があります。

最後に間取りです。
家の全ての機能をワンフロアに詰め込むことになるので、間取りの難易度は二階建てに比べて平屋の方が難しくなります。

また窓をどこに設置するかも重要です。平屋は大きくなればなる程、家の中心に明かりを取り入れることが難しくなります。そのため廊下などが暗くなってしまうケースも多くあります。

ここまで、平屋のデメリットについて解説してきました。

メリットが沢山ある平屋ですが、周辺環境の条件が悪いと台無しになってしまいます。

やはり、ある程度の土地の広さ、隣の家との余裕が必要になるでしょう。

ですが、平屋にあまり適した土地ではなくても設計手法で快適な空間にできるケースもあります。

もしも、分からない点など御座いましたら、当社にご相談ください。
→(リンクお願いします!)


 
 
 

✔︎︎︎︎平屋はどんな人におすすめ?

平屋のメリットとデメリットは?徹底解説!
平屋の住宅を購入している方は、少し歳をとった男性が多いです。

その理由は、
「大きな家よりも生活のしやすさを重視したい」
「田舎に平屋を建てたい」
「老後のことを考えて」などです。

その一方で、女性の方は平屋を敬遠する傾向があります。

やはり、平屋は落ち着いた雰囲気がありますし、年配の方が住むというイメージが定着しており、「若いのに平屋はなぁ」と思う方が多くいらっしゃいます。

ですが、内装やインテリアに力を入れれば、女性好みのおしゃれな平屋を作ることは可能です。

おしゃれかどうかは、平屋か二階建てで変わるのではなく、内装に力を入れるか入れないかで大きく変わってきます。

ですので、インテリアさえ意識をすれば、おしゃれな平屋も可能です。

また、最近では家事にあまり時間を割く事が出来ない子育て世代や共働きのご家庭が平屋の住宅を購入するケースが増えてきています。

平屋のメリットは何よりも移動が楽な点です。

このメリットを感じられるのは年配の方に限らず、子育て世代の方で感じでいる方が多くいらっしゃいます。

最近では、平屋と二階建てのハイブリッドの家として平屋の家にロフトを取り入れた家も人気があります。

これであれば、子供部屋を作ることもできますし、家族が増えても問題ありません。

平屋は子育てと老後、どちらにおいても住み心地の良く、作り方・設計・こだわり次第で老若男女にとって住み心地の良い家になるでしょう。


 
 
 

✔︎︎︎︎間取りの注意点

平屋のメリットとデメリットは?徹底解説!
続いて間取りについてです。

平屋の良い間取りと悪い間取りの違いはなんでしょうか?

それはゾーニングが良いか悪いかで決まります。

例で、3つの個室、和室、LDK、水まわりがある平屋の間取りを作るとしましょう。

個室を3つ作るときに、ゾーニングを考えて各部屋を配置しないと、廊下が長くなってしまったり、迷路のようになってしまったり、限られた平屋のスペースがもったいないですし、「移動が楽」という平屋の最大のメリットが生きませんよね。

平屋の間取りを作る時にまずチェックするべきなのが、家の中が迷路のようになっていないかなんです。

平屋の廊下はどうしても個室やLDKに囲まれる設計になってしまうため、光が入りずらくはり昼間でも電気を付けないといけなくなってしまうケースもよくあります。

トップライトをつけたり中庭を設置したりするのもアイデアの1つですね。とくに中庭は平屋との相性が良く、勾配天井にして家の奥まで明るくするという方法もあります。

平屋は外壁に面している部分が少なく窓が取りにくい分、明かりをどのように取り入れるかに考慮する必要があるんですね。

様々な建築手法を織り交ぜながら間取りを作っていくことで劇的な変化を生まれるでしょう。

その他に注意点をあげると、敷地の影響を強く受けることです。

先程も述べたように、いい平屋が建つかどうかは敷地環境によってかなり影響されます。

平屋の場合、敷地目一杯に家を建ててしまうと、通行人や近隣からの視線の逃げ場が無くなったり、フェンスなどに阻まれて光が入ってこなくなってしまいます。

また平屋独特の「開放感」という点で良さを損なってしまいます。

その場合、「何がなんでも平屋」という発想から、1部屋から2部屋、2階部分を作ってみるという柔軟な発想にすることで家全体にゆとりができて、解決することがあるかもしれません。
そんな時は是非、プロの建築士にご相談してみてください。

発想がどう変わるかは、皆さんの目的によって変わりますので、まずは、どんな家を建てたいか目的を明確にしてみてください。


 
 
 
 

✔︎︎︎︎まとめ

平屋のメリットとデメリットは?徹底解説!
いかがでしたでしょうか?

平屋の魅力は何よりも「移動が楽」な点です。
また将来的にも住み心地の良い家と言えます。

その反面、考慮しなければならないことが沢山あることもご紹介してきました。

費用、間取り、敷地条件、明かりをどう取り入れるか。

また、皆さんの目的によっては平屋に拘ることから離れて、平屋をベースに柔軟な発想を展開していくことで、住み心地の良い家にできることも覚えておいていただけたらと思います。

このように、メリット・デメリットがありますが、実際に間取りを作ってみたり、その土地に平屋が適しているか見るなど試行錯誤を重ねていくことで、より快適な家になるでしょう。

ご不明な点など御座いましたら、一度ご相談ください。

 ご相談承っております

トミタの家づくり舎では、ライフプランシミュレーションを活用した住宅予算のご相談も承っております。
ご来社でのご相談の際にはキッズスペースもご用意しておりますのでお子様とご参加も頂けます。またオンラインでのご対応も可能です。

 

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この記事を書いた人:伊藤 春洙

住宅アドバイザー

大学卒業後、企画開発・販売会社に入社し営業職として従事。その後「モノ売り」から「コト売り」に携わりたいと思い、30代後半で工務店へ転職し、住宅販売・リフォームの営業を行っていたところ、縁があって冨田建設に入社し現在に至ります。

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