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良い設計士の特徴・見分け方

2023.01.10

皆さんこんにちは。

大東市で注文住宅を手掛ける≪トミタの家づくり舎≫の住宅アドバイザー伊藤です。

今回はお家についてではなく設計士について深堀っていきたいと思います。

住宅購入を検討していく上で、住宅会社選びは避けては通れないものです。

良い家を作るためには皆さんの要望と住宅会社からのアイデアなど何度も意見交換を重ねて、イメージを擦り合わせていくことがとても重要ですよね。ですが、それがなかなか伝わらないといった悩みを抱える方も多いです。

そこで今回は、注文住宅を建てる際にみなさんが後悔しないよう、良い設計士や住宅会社を見分けるポイントや特徴をご紹介していきたいと思います。

目次
 ✔︎︎︎︎良い家をつくる設計士の特徴
 ✔︎︎︎︎良い家は責任感から生まれる
 ✔︎︎︎︎顧客目線があるかどうか
 ✔︎︎︎︎まとめ
 


 
 
 

✔︎︎︎︎良い家をつくる設計士の特徴

トミタの家づくり舎|大阪|大東市|四条畷市|門真市|守口市|注文住宅|
では早速今回の最大のテーマである良い家をつくる設計士の特徴とは何なのかについて見ていきましょう。

私自信数多くの設計士の方と出会ってきましたが、良い家の設計図をつくることが多かったり、お客様の満足度が高いお家を建てる設計士には、ある共通点があります。

その共通点とは、「良い家をつくるという責任感が強い」という事です。

「いやいや、技術じゃないの?」
こう思われた方もいるのではないでしょうか?

なぜ設計士に責任感があるかどうかで家の質が変わるかについては下記でご紹介します。

では、責任感がある設計士かどうか見極めるには、どうすればいいのでしょうか?

工務店に初めて行った時は、対応してくれるのは設計士ではなく営業マンであることがほとんどなので、設計士を見極めるのはすごく難しいですよね。

なので、責任感がある設計士がいる会社なのかどうか中々わからないことが多いですが、責任感がある設計士が担当に付きそうかどうか見極める簡単な方法があります。

それは、「設計士がどれだけオモテに出る会社なのか」ということです。

オモテに出る設計士というのは、お客さんと一緒に打合せをして家が完成するまで担当者として家を建てる人としっかりと向き合うという意味で、どれだけお客さんと一緒に最前線で相談に乗ってくれるかです。

良い設計士はなぜ責任感をもっているのか、そして設計士がオモテに出るのがなぜ重要なのか、

その理由を次の項で詳しく見ていきましょう。


 
 
 

✔︎︎︎︎良い家は責任感から生まれる

トミタの家づくり舎|大阪|大東市|四条畷市|門真市|守口市|注文住宅|
私はたくさんの方の家づくりを見てきましたが、いい家をつくる時には責任感のある設計士が担当していたと感じています。

もちろん、設計担当者だけでなく、営業担当者など家づくりに関わる人全て、つまり会社の体質として責任感があるかどうかで家の質は変わります。

その責任感とは、お客さんと最前線で取り組んでくれるかどうかに現れます。

では、責任感がある設計士と責任感が少ない設計士にはどのような違いがあるのでしょうか?

例えば、何度も家の打合せをして、工事中も家の完成まで現場で打合せをしたり現場に足を運ぶ設計士と、設計の図面を描くだけ描いて打合せに1、2回参加するだけの設計士ではどちらが良い家を作る上で頼もしいでしょうか。

きっと誰しも前者のような人に担当者としてついてもらいたいですよね。

まず、家の完成まで見届ける設計士は、家が完成して終わりとは考えません。

何度も現場に足を運んでいますので、お客様の要望と工事の様子とを見比べて、正しく工事が進んでいるかどうか、見極めるんですね。
良い設計士はお客様が家で住み始めて、どれだけ快適に楽しく過ごせるかを1番に考える傾向があると言えます。

打合せでもお客さんの要望をただ聞くだけではなく、要望に対して

「こんな方法はどうでしょうか?」
と前のめりに進んで住んでからの満足度を考えた提案を行います。

また、何度も現場に足を運んでおり、自分の設計がどれだけ現場に影響を与えるのか理解していますので、図面の不備がないかを何度も確認します。そのため図面の精度も高くなります。

そして何より、家が完成した時のお客さんの顔や様子、反応をを間近で見てきた経験があるので、自ずと責任感やプロ意識は生まれますよね。

最前線に出る設計士になぜ責任感があるのか、また良い家を作る設計士にはなぜ責任感があるのか、ご理解頂けたでしょうか?

一方、図面を描くだけで、1、2回打合せをして現場でもあまり足を運ばず、完成した時も顔を合わせない設計士の場合はどうなるでしょうか。

お客様の要望と工事の様子を見なくても、設計などの自分が担当する打合せの部分の仕事をある程度こなせば仕事は終わります。
そうすれば、家をより良くするという意識は薄くなりますし、自分の設計した家がどれだけお客様に満足してもらえたか、肌で感じることもありませんのでスキルアップや責任感が育つことはあまりありません。

特に、それぞれの業務内容が細分化されている会社の場合は、設計士が解決すべき問題を現場監督が対応したりすることも多いので、責任の所在が曖昧になることが多いんですね。

お客様の満足度よりも効率化を重視する体質がありますので、完成した家の質もイマイチになる可能性がやはり大きくなってしまいます。

このように、最前線に出るか出ないかで設計士の質は大きく違ってきますが、最前線に出ることで責任感と同時に得られるものがあります。

それは顧客目線です。

先程の効率化かお客様の満足度かで、どちらが顧客目線に立っているでしょうか?
もちろん後者ですよね。
設計を依頼する時にこちらの目線で考えてくれるととても心強いです。
特に家は個人の人が住むものなので、どれだけお客さんの目線で物事を見れるかが、その後の快適さに直結してきます。


 
 
 

✔︎︎︎︎顧客目線があるかどうか

トミタの家づくり舎|大阪|大東市|四条畷市|門真市|守口市|注文住宅|
お客さんの前に出ないで図面を描くだけという人もいますし、職種によっては家づくりに関わるけどもお客さんの前には出ないという人もいます。

ですが、やはりお客さんの前に出る人と比べるとお客さんの前に出ない人の図面や仕事の精度は落ちる傾向があります。

先程の仕事の細分化の話とも繋がってきますが、
「ここが間違ってたから直しといて」と現場のスタッフから「お客さんに伝えといてください」という連絡が打ち合わせを担当しているスタッフに来たとします。打ち合わせを担当しているスタッフは頭を下げてお客様に謝らなければなりません。

中には、それをきっかけにお客様からの信用を大きく下げたり期待を裏切るなんてこともあります。

現場の人からすれば「お客さんに伝えといてくたさい」の一言で終わる内容かもしれませんが、お客様からすれば決して安い買い物をする訳ではありませんので、今後暮らしに直接影響するものです。

全レベルのスタッフがお客さんと感情を共有し、責任感を感じてくれるか。

それが最前線に出ている人間と出ない人間の仕事の違い、家の完成度に繋がってしまうんですね。

これは会社の体質と大まかにくくることもできますし、人の性格がでるところでもあるので、一概に当てはまる訳ではありませんが、仕事の質、家の完成度がオモテに出るか出ないかで変わってくるということは間違いありません。

また、大手の会社になればなるほど、必然的に分業化しやすい傾向があります。顧客も増えますので、個人の力量よりも仕組化することで効率化を測ります。

決して分業化が悪いと言っているのではありませんが、分業化するということはオモテに出てじっくり付き合うというより、数をこなす事を重視します。数をこなすことを重視するのであれば一人一人のお客さんに対する真摯さ、責任感というのが落ちないよう教育していくかどうかが鍵を握ります。

しかし、設計士が何でもかんでも見るようになればいいかというと、そういう訳でもありません。

個人の力量に頼ってしまうと納期までに仕事が間に合わなかったりして、破綻するなんてこともないとは言えません。

分業が必要な部分は分業し、家ができるまでしっかりと見届けられる仕組みになっている工務店が良い家を立てる上でバランスが取れていると言えます。

このようなことは、会社の規模や仕組みによるところが大きくなります。是非、工務店選びをしている方は、このような視点も持ちながら工務店を見てみると、より良い家をつくるのに一歩近づくでしょう。


 
 
 

まとめ

トミタの家づくり舎|大阪|大東市|四条畷市|門真市|守口市|注文住宅|
今回は、良い家を建てるための良い設計士の見分け方、責任感を持った設計士が多い住宅会社・工務店の特徴についてご紹介してきました。

とは言え工事が始まってからでは、取り返しがつきませんので、事前に打ち合わせの段階で設計士がどれだけ最前線に立ってくれる会社なのか確認するのが良いでしょう。

家が建ってから
「イメージしていたのと違う」
「アドバイスが全くなかった」
ということは住んでからとても後悔が残りますので、今回ご紹介したポイントを踏まえて、会社選びをして頂けたらと思います。

 
 
 

 ご相談承っております

トミタの家づくり舎では、ライフプランシミュレーションを活用した住宅予算のご相談も承っております。
ご来社でのご相談の際にはキッズスペースもご用意しておりますのでお子様とご参加も頂けます。またオンラインでのご対応も可能です。

 

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この記事を書いた人:伊藤 春洙

住宅アドバイザー

大学卒業後、企画開発・販売会社に入社し営業職として従事。その後「モノ売り」から「コト売り」に携わりたいと思い、30代後半で工務店へ転職し、住宅販売・リフォームの営業を行っていたところ、縁があって冨田建設に入社し現在に至ります。

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