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≪フルカスタマイズ vs セミカスタマイズ≫自由度と予算のバランス比較

2023.10.12

皆様、こんにちは。

大阪大東市で注文住宅を手掛ける≪トミタの家づくり舎≫の住宅アドバイザーの伊藤です。

今回は、注文住宅においてどこまでがオーダーメイドであるのかは、各住宅会社によって違ってきます。
また、明確な定義もない為、サービス内容と要望に齟齬が出てしまうこともありまので、
代表的なフルカスタマイズとセミカスタマイズについてまとめましたので、
どちらの家づくりが合っているかを検討する上で、参考になればと思います。
 

目次
 1.はじめに: あなたの理想の家への第一歩 – カスタマイズの選択
 2.フルカスタマイズとセミカスタマイズの基本: それぞれの定義と特徴
 3.コストの真実: フルカスタマイズ vs セミカスタマイズの予算比較
 4.デザインの自由度: どちらがあなたの夢を叶えるか
 5.コストを抑えつつのデザイン追求: 経済的でスタイリッシュな家づくりのポイント
 6.実例で学ぶ: 両カスタマイズの成功事例紹介
 7.まとめ: 理想の家づくりのための選択ガイドライン

 
 

 1.はじめに: あなたの理想の家への第一歩 – カスタマイズの選択

あなたの理想の家への第一歩 - カスタマイズの選択 
夢の家を建てる際、多くの人が直面する選択の一つが、どのようなカスタマイズ方法を選ぶかです。
この選択は、完成した時の家の姿や、その過程での経費に大きく関わってきます。
家は一生に一度の大きな買い物と言われるもの。
そのため、あなたの希望や夢をしっかりと形にするためには、最初の選択が非常に重要です。

フルカスタマイズとは、基本的にあなたの希望通りの家を一から設計し、建てる方法です。
一方、セミカスタマイズは、あらかじめ用意されたプランを基に、一部の変更やアレンジを加える方法となります。
どちらの方法も、それぞれのメリットとデメリットが存在します。

この記事では、郊外に住む20~30代の夫婦をメインのターゲットに、これからの家づくりに役立つ情報を提供します。
特に、予算を気にしつつ、デザインの良い家を建てたいと考えている方へのアドバイスや、
実際の事例を交えながら、カスタマイズの選択について詳しく解説していきます。
夢の家づくりの第一歩として、ぜひこのガイドを活用してください。


 
 
 

 2.フルカスタマイズとセミカスタマイズの基本: それぞれの定義と特徴

フルカスタマイズとセミカスタマイズの基本: それぞれの定義と特徴 

フルカスタマイズの定義と特徴

 
フルカスタマイズは、文字通り、お客様の要望やライフスタイルに合わせて一から家を設計する方法です。
以下に、その主な特徴を挙げます。

■ 自由度が高い
設計から完成までの過程で、住居者の要望が最大限に反映されます。

■ 独自性が際立つ
他の家とは異なる、オリジナルな家を手に入れることができます。

■ コストはやや高め
オーダーメイドのため、一般的にはセミカスタマイズよりもコストが高くなります。

 
 

セミカスタマイズの定義と特徴

 
セミカスタマイズは、既存のプランを元に、部分的に変更やアレンジを加えて家を建てる方法です。
以下に、その主な特徴を示します。

■ プランが既に用意されている
一から設計する必要がなく、基本プランをベースにするためスピーディに進行します。

■ 部分的なアレンジが可能
キッチンの位置や間取りなど、一部のデザイン変更や追加が可能です。

■ コストを抑えやすい
既存のプランを利用するため、フルカスタマイズに比べてコストを抑えることができます。
 
 
 
これらの特徴を理解することで、自身のライフスタイルや予算、理想の住まいのイメージに合わせて、
どちらのカスタマイズを選択するかの判断材料となります。


 
 
 

 3.コストの真実: フルカスタマイズ vs セミカスタマイズの予算比較

コストの真実: フルカスタマイズ vs セミカスタマイズの予算比較

フルカスタマイズの予算

 
フルカスタマイズの場合、一から設計を行うため、初期の設計費や打ち合わせのコストが発生します。
また、特別な材料や設備を選択する場合、その分のコストも必要です。
一般的に、オリジナル性を追求することから、総額は高くなる傾向にあります。
 
 

セミカスタマイズの予算

 
セミカスタマイズでは、基本的なプランが既に存在するため、設計に関するコストを節約できます。
しかし、変更や追加の要望がある場合、その都度追加費用が発生します。
全体的に見て、フルカスタマイズに比べるとコストは低めですが、アレンジの内容によっては予算が変動します。
 
 

コストのポイント比較

 
≪フルカスタマイズ≫

■ 設計費:一から設計するため高くなる

■ 建築材料:高品質な材料を選びやすいため高い

■ 工事期間:複雑な設計の場合長くなるケースがあり、その分費用も高くなる

■ 変更・追加工事:変更がないセミカスタマイズに比べると高い

≪セミカスタマイズ≫

■ 設計費:プランがある程度あるので安くなる

■ 建築材料:フルカスタマイズより安い

■ 工事期間:ある程度のプランに沿うのでフルカスタマイズより短く、その分費用は安くなる

■ 変更・追加工事:変更や追加が多くなることでフルカスタマイズと変わらない価格になることがある
 
 

家を建てる際の予算は、選択するカスタマイズの種類だけでなく、その中の詳細な選択や変更の頻度など、多くの要因に影響されます。


 
 
 

 4.デザインの自由度: どちらがあなたの夢を叶えるか

デザインの自由度: どちらがあなたの夢を叶えるか 

フルカスタマイズのデザイン自由度

 
フルカスタマイズは、その名の通り、デザインの自由度が非常に高いのが特徴です。
特定のテーマやスタイルを持つ家、例えば、和モダンや北欧風、またはエコロジーを重視した家など、
具体的な夢を持っている場合、フルカスタマイズはその夢を具現化する最適な方法といえるでしょう。
 
 

セミカスタマイズのデザイン自由度

 
セミカスタマイズでは、既存のプランを基にデザインの変更や追加が行えます。
全体のコンセプトは変えにくいものの、部屋の配置や窓の位置、内装の素材や色など、細部のアレンジは自由に選択可能です。
予算を気にしつつ、デザインにこだわりたい場合に適しています。
 
どちらを選ぶべきか

■ 独自性を重視する場合
フルカスタマイズが最適。あなただけのオリジナルな家を持つことができます。
 
■ 細部のデザインにこだわる場合
セミカスタマイズも十分な選択肢となります。特定の部分だけを自分好みに変えることが可能です。

予算とデザインのバランスを取りたい場合: セミカスタマイズで、
主要な部分は既存のプランを活用し、一部だけカスタマイズするのがおすすめです。

結論として、デザインの自由度を最も重視するならフルカスタマイズが向いていますが、
予算とのバランスを考慮しつつデザインにこだわりたい場合は、セミカスタマイズが適していると言えます。


 
 
 

 5.コストを抑えつつのデザイン追求: 経済的でスタイリッシュな家づくりのポイント

コストを抑えつつのデザイン追求: 経済的でスタイリッシュな家づくりのポイント

マテリアルの選択

 
1.再利用素材の活用
古材や再利用された素材を用いることで、独特の風合いとともにコストを削減できます。
 
2.ローカル素材の利用
地域性のある素材を使用することで、運搬コストを削減しつつ、地域の特色を取り入れることが可能です。
 
 

効率的な間取りの計画

 
1.無駄のない配置
家の間取りを効率的に計画することで、建築面積を最小限に抑え、コストを削減します。
 
2.開放的な空間の作成
壁を少なくし、一つの空間を複数の用途で使うことで、コストとスペースの双方を有効に活用できます。
 
 

照明と色の利用

 
1.自然光の活用
窓や吹き抜けを工夫して、日中は自然光で部屋を明るく保つことで、電気代を抑えられます。
 
2.色の選び方
明るい色やアクセントカラーを上手く使用することで、高級感や広さを感じさせることができます。
 
 

家具やインテリアの選定

 
1.マルチファンクション家具の導入
1つの家具で複数の機能を持つものを選ぶことで、スペースを有効活用できます。
 
2.DIYの取り入れ
オリジナルの家具やデコレーションを自分で作ることで、コストを抑えつつ、独自のデザインを追求できます。
 
 
コストを抑えながらもデザインにこだわる家づくりは、工夫とアイディアが求められます。
上記のポイントを取り入れることで、経済的でありながらスタイリッシュな家を実現することができます。


 
 
 

 6.実例で学ぶ: 両カスタマイズの成功事例紹介

実例で学ぶ: 両カスタマイズの成功事例紹介

フルカスタマイズの成功事例:「和モダンの家」

 
大阪に建つこの家は、オーナーの強い希望で和風とモダンを組み合わせた独自のデザインが実現されました。
古い日本家屋から取り出された古材を活用し、モダンな家具と組み合わせることで、過去と現代が融合した空間が生まれました。
フルカスタマイズの強みを活かし、オーナーのこだわりが随所に表れています。
 
 

セミカスタマイズの成功事例:「ロフト付き都市型住宅」

 
東京都内の狭小地に建てられたこの家は、セミカスタマイズを活かして最大の効果を引き出しました。
基本プランから始め、ロフト空間や吹き抜けを追加することで、狭い土地でも開放感のある生活空間を実現。
また、既存のプランの窓配置を変更し、自然光を最大限に取り込むデザインとなっています。
 
 

どちらのカスタマイズもその魅力満載

 
フルカスタマイズは、理想を具体的に形にすることが可能です。
一方、セミカスタマイズは、既存のプランをベースにしつつも、個人のニーズやライフスタイルに合わせて調整することができます。
どちらも利点があり、住む人の価値観や生活スタイル、予算に応じて選べるのが大きな魅力です。


 
 
 

 7.まとめ: 理想の家づくりのための選択ガイドライン

理想の家づくりのための選択ガイドライン

■ 価値観を明確に
最初に、自分たちのライフスタイルや将来のビジョンを明確にしましょう。それが家づくりの指針となります。

■ 予算の確認は必須
建てる前に、どれだけの予算を投じることができるのかをしっかりと確認してください。それによって、フルカスタマイズとセミカスタマイズのどちらを選ぶべきかが見えてきます。

■ デザインの自由度を考慮
あなたが求めるデザインの細かさや独自性を基に、カスタマイズの度合いを選んでください。

■ 実例を参考にする
他の人たちがどのような家を建てているのか、実例を参考にすることで、自分たちの理想がさらに具体的になります。

■ 専門家とのコミュニケーション
家づくりはプロの意見やアドバイスが非常に重要です。工務店や設計士としっかりとコミュニケーションをとることで、理想の家が実現します。

■ 柔軟性を忘れずに
100%の理想を実現することは難しいこともあります。そのため、柔軟性を持ちながら、最も大切なポイントを優先して家づくりを進めることが成功の鍵です。

家を建てることは一生に一度の大きな買い物にもなります。このブログを参考に、あなたらしい家づくりを楽しんでください。

 ご相談承っております

トミタの家づくり舎では、ライフプランシミュレーションを活用した住宅予算のご相談も承っております。
ご来社でのご相談の際にはキッズスペースもご用意しておりますのでお子様とご参加も頂けます。またオンラインでのご対応も可能です。

 

●個別のFP(資金)相談会の詳細とご予約はこちらから
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この記事を書いた人:伊藤 春洙

住宅アドバイザー

大学卒業後、企画開発・販売会社に入社し営業職として従事。その後「モノ売り」から「コト売り」に携わりたいと思い、30代後半で工務店へ転職し、住宅販売・リフォームの営業を行っていたところ、縁があって冨田建設に入社し現在に至ります。

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