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地盤調査『レイリー波探査』!

2023.12.04

皆様、こんにちは。

大阪大東市で注文住宅を手掛ける≪トミタの家づくり舎≫の冨田です。

今回は、先日実施した地盤調査のレイリー波探査について、お伝えしようと思います。

地盤調査『レイリー波探査』

まず家を建てる工事の前に、
家の土台となる土の強度状況を調査する地盤調査となるものを実施します。

地盤沈下

地盤調査方法の代表的なもので、
スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)という地盤の強度(支持力度)を調べる簡易調査法があります。
イメージ的には、土の中に鉄の鎗のような棒を垂直に突き刺し、
荷重をかけていくことで、地盤の強弱を測っていくものとなります。

スウェーデン式サウンディング試験

これから建てようと思われる家の設計に対する配置、形状、加重に応じて
建築地の地盤が弱く耐えれないと判断された場合は、
建物を建てられるように強化する『地盤改良工事』が必要となってきます。

この地盤改良にもいくつか種類はあるのですが、
代表的なところでいくと
・「表層改良工法」:土の上の方だけセメントを固めて面で建物を支える工法です
・「柱状改良工法」:指定の位置(複数)に穴を掘り、そこにセメントを流し込むことで柱となる支えをを作る工法です
・「鋼管杭工法」 :鉄の杭を複数本、地中にある支持層まで突き刺して支えを作る工法です

地盤改良の種類

それぞれメリット・デメリットもあるので、改良が必要なった際は適切な判断が必要となります。
また、弊社では、「天然砕石工法」とする珍しい工法を採用したりしてます。

こちらは、「資産性が担保できる」「健康リスクを回避できる」「液状化現象に対応している」
など数多くの特徴を持っております。
電車の線路下にある砕石をイメージして頂くと、振動を分散して電車がスムーズに安定して走行できることが
地震にも耐えうる地盤になると想像できるかと思います。

地盤改良の天然砕石工法

こちら地盤改良については、改めて別記事などでご案内したいと思います。
早く知りたい方は、弊社勉強会もしくは、モデル見学へ来場いただければ分かりやすくお伝えさせて頂きます。

さて本題の「レイリー波探査」についてです。

そもそもレイリー波探査(表面波探査法)とは、
地盤に直接穴をあけずに、地表から地盤の硬さや軟らかさを調べることが出来る地盤の調査方法です。

人工的に地震波の一種である表面波(レイリー波)を発生させ、
地表面に設置した2つのセンサーがキャッチしたレイリー波の速度差を分析することによって、
地盤の強度(地耐力)を測定します。


 
深度10mまでの探査が可能で、盛土の中や表層部分にガレキ等があっても、その下の地盤状況を把握することができます。
 

 
特徴としましては、
・調査データの精度が良い
・地中埋設物に影響されない
・過剰な改良工事をしなくて済む
・人為的操作がしにくい
などがございます。
 
レイリー波探査
画像引用:株式会社日本地下探査

実際のところ、土の中を調べることは容易ではありません。
その中、レイリー波探査は、部分的な調査をするスウェーデン式サウンディング試験において測りかねない部分まで、
全体的に調べることが出来る事から有効的な手段であると考えてます。

ただ、それぞれにおいても「向き不向き」や「メリット・デメリット」があるため、
『トミタの家づくり舎』としては、地域特性、データ等を加味し、地盤調査方法も適切におこなっております。

家づくりは、足元からと言われるように
足元へのこだわり無くして良い家づくりは出来ませんので、
これから家づくりを検討されている方は、是非足元からこだわった家づくりをして頂けたら幸いです。
 
 
 

 ご相談承っております

トミタの家づくり舎では、ライフプランシミュレーションを活用した住宅予算のご相談も承っております。
ご来社でのご相談の際にはキッズスペースもご用意しておりますのでお子様とご参加も頂けます。またオンラインでのご対応も可能です。

 

●個別のFP(資金)相談会の詳細とご予約はこちらから
https://tomita-iedukuri.com/event/967/

 

●1時間のオンライン家勉強会の詳細とご予約はこちらから
https://tomita-iedukuri.com/event/968/

 

●110周年記念企画!モデルハウス体験会のご予約はこちらから
https://tomita-iedukuri.com/model-house/

この記事を書いた人:冨田 泰富

代表取締役

生まれも育ちも大東市。大東市消防団にも所属し、結構地元好き!?なんとなく家業を継ぐのを意識し工業高校を経て、環境デザインを芸術大学で専攻。卒業後、大手ゼネコンの現場で監督修行。その後営業職で大手石油会社へも出向し営業スキルを向上させ、34歳で代表取締役に就任。100年近くお世話になった地元への社会貢献の意識を抱き、カッコよくて長く住める『住宅事業』で若い層を市に呼び込む事を考えたり、『介護事業』で安心して介護が出来るまちづくりを実現したり、『相続相談事業』で争いのない相続で、空家も少ない資産価値の高い市になる事を模索したりと日々精進しています!

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