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平屋の基礎工事風景

2024.02.16

皆様、こんにちは。

大阪大東市で注文住宅を手掛ける≪トミタの家づくり舎≫の住宅アドバイザーの伊藤です。

先日、着工しましたY様邸の基礎工事の状況をお伝えしようと思います。

今回は平屋なので基礎工事範囲が非常に広かったです。

①地盤改良

地盤改良は、建物の安定性を確保するために重要な工程となります。
地盤の強度を向上させ、沈下や傾きを防止することで、建物の安全性を高める効果があります。
今回は、砕石を活用した改良法を採用してます。
※砕石工法について、こちらの記事をお読み下さい
https://tomita-iedukuri.com/3155/
 
基礎工事|地盤改良

②砕石敷き・転圧

砕石敷きは、地盤の下に敷きつめられる砕石の層であり、地盤の均一化や排水効果を高める役割があります。
転圧は、敷きつめた砕石を圧縮して地盤の密度を高める作業であり、建物の安定性を確保するために不可欠です。
これらの工程を丁寧に行うことで、地盤の沈下や変形を防止し、建物の耐久性を向上させることができます。

基礎工事|砕石敷き・転圧

③防湿シート敷き

防湿シートは、地中からの湿気や水分を建物内部に侵入させないための役割がございます。
地中からの湿気や水分は建物の腐食やカビの発生などさまざまな問題を引き起こす可能性がありますが、防湿シートを敷くことでこれらの問題を予防してくれます。
防湿シートは基礎の下に敷きつめられ、建物内部を保護するための重要なバリアです。

基礎工事|防湿シート敷き

④捨てコン

捨てコンクリートは、基礎の下部に敷き詰められるコンクリートの層であり、地盤を安定化させるとともに、建物の基礎部分を保護する役割を担います。
捨てコンは地盤改良や基礎の強化に用いられ、建物の安定性や耐久性を向上させることが期待されます。
また、適切に施工された捨てコンは地盤の沈下や建物の傾きを防止し、長期的な安全性を確保します。
建物の基礎工事において、捨てコンクリートの役割は重要であり、適切な施工が求められます。

基礎工事|捨てコン

⑤配筋

配筋とは、鉄筋をコンクリートに埋め込むことで、コンクリートの引張強度や耐力を高める作業です。
配筋は基礎部分において、地震や風などの外力に対する耐力を向上させ、建物全体の安定性を確保するために行われます。
適切に施工された配筋は、建物の強度や耐久性を高めるだけでなく、地震などの災害に対する安全性を向上させる役割も果たします。
したがって、建物の基礎工事において、適切な配筋の施工が重要となります。

基礎工事|配筋

⑥ベースコンクリート打設

ベースコンクリートは基礎の下に敷き詰められ、建物の安定性や耐久性を向上させる役割を果たします。
打設されたベースコンクリートは地盤の沈下や変形を防止し、建物の躯体をしっかりと支えます。
ベースコンクリートの打設は、建物の基礎工事において欠かせない重要な工程であり、確実な施工が求められます。

基礎工事|ベースコンクリート打設

⑦立上がりコンクリート打設

立上がりコンクリートは、基礎の上部に打ち付けられるコンクリートであり、建物の壁と床を結ぶ役割を果たします。
この工程では、鉄筋などの配筋を組み立てた後にコンクリートを流し込み、建物の強度や耐久性を向上させます。

基礎工事|立上がりコンクリート打設

⑧完成

コンクリートが乾き型枠を外すことで基礎工事は完了となります。
弊社では、全館空調となりますので、床下空間も居室扱いとなります。
その為、基礎部分での気密性にも注意を払ってます。
特にベースコンと立ち上がり部分の継ぎ打ち部分に隙間が生まれやすい為、この段階でしっかりと隙間がないかの確認も重要となってきます。
また、シロアリの進入路になりやすいことから、見た目では分からない確認を大事にしております。

基礎工事|完成

来月の棟上げに向けて順調にスタートをきれました。

かっこいい平屋ができるのが楽しみです。
引き続き工事進捗をお伝え出来ればと思います。

乞うご期待。
 
 

 ご相談承っております

トミタの家づくり舎では、ライフプランシミュレーションを活用した住宅予算のご相談も承っております。
ご来社でのご相談の際にはキッズスペースもご用意しておりますのでお子様とご参加も頂けます。またオンラインでのご対応も可能です。

 

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https://tomita-iedukuri.com/individual/

 

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この記事を書いた人:伊藤 春洙

住宅アドバイザー

大学卒業後、企画開発・販売会社に入社し営業職として従事。その後「モノ売り」から「コト売り」に携わりたいと思い、30代後半で工務店へ転職し、住宅販売・リフォームの営業を行っていたところ、縁があって冨田建設に入社し現在に至ります。

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