皆様、こんにちは。
皆様は「住みやすい街」と言われて思い浮かべるのはどのような街でしょうか?
自分の生活の仕方や理想と合わなければ住みやすい街とは言えません。
そこで今回は自分にとって住みやすい街の条件は何なのか?を判断するためのポイントを紹介していきます。
1.住みたい街と住みやすい街とは?
「住みたい街」は、「住んでみたい!」と憧れる街で、「住みやすい街」とは、物価が安い、アクセスが良い(通勤通学)、スーパーなどの施設などが充実しているなどの理由から住んでいる人たちが「暮らしやすいな」と感じる街のことをさします。
基準は人それぞれで異なりますが、「住みやすい街」かどうかはこれからの学生生活に大きく関わってくる大事なポイント。
もちろん、大学への通いやすさなども踏まえたうえで考えることが必要になりますが、「自分にとって住みやすい街」のポイントは何か考えてみましょう。
2.住みやすい街の条件とは
住みやすさの感じ方は人によって異なります。
人が多い街がいい人もいれば、閑静な住宅街が好きな人、人情味あふれる街がいい人もいれば、あまり人と関わりたくない、という人もいるでしょう。
人でにぎわう街は活気があっていいのですが、人の多さに抵抗がある人に敬遠されがちです。
さらに駅周辺に高級住宅地がある場所は物価全体が高く、学生の生活コストを圧迫するケースもあります。
すべてではありませんが、物価が高い街は家賃相場も高いので、家賃だけでなく生活費も考慮して選ぶといいと思います。
それぞれの項目について、考察してみましょう。
3.地域特性をチェック
住む場所を決めるときは、どうしてもアクセスの良さや物件で決めてしまいがちです。
いざ暮らし始めてから治安の悪さや騒音が気になったり「もっとエリアの特性を知っておけばよかった」とストレスがたまったりすることがないように、事前に地域特性をチェックしておきましょう。
生活圏(駅から家まで)人口の多寡
生活圏の人口が多い街では、快速や特急の停まる駅があることが多く通学や出かける時に便利です。
しかし、その分朝夕の通学ラッシュで疲弊してしまったり、通勤時間帯の人の多さで電車に1回で乗れなかったりと、思わぬ弊害もあります。
親しみのない街では判断がしづらいので、不動産会社さんなどにご相談してみる方がいいです。
治安が良い
治安の良し悪しについてもまずは不動産会社やその地域に住む知り合いの人に聞いてみましょう。
自分で判断する方法としては下記3点をチェックしてみてください。
・幼稚園・保育園や小中高など学校があるか
幼稚園や保育園、学校がある場合は、保護者や施設が防犯対策に力をいれていることが多いです。
・繁華街や深夜まで営業している飲食店などが多すぎないか
深夜まで営業している飲食店の有無は、なさすぎても不便ですが、多すぎるとさまざまな人が集まるため治安が保たれていないことも。
・夜道は暗くないか
夜、道にたむろしている人がいないかなどを確認するため、一度自分で足を運ぶのがおすすめ。もし歩いてみる時間がない場合は不動産会社の人に聞いてみると良いでしょう。
4.周辺環境をチェック
日々の生活しやすさを左右してくる周辺環境は一人暮らしにとって確認しておきたい重要なポイントです。
どのような施設があるのか、それらの営業時間と自分の生活スタイルにギャップはないか、条件を当てはめながら見ていきましょう。
飲食店の営業時間
駅を中心として発展している街では、飲食店・スーパー・コンビニエンスストアの数で困ることはほぼありません。
それでも確認しておきたいのは、営業時間。
オフィスやファミリー層が多い街では、駅周辺といえども飲食店やスーパーの営業時間が22:00までと短いケースもあるからです。
スーパーの営業時間とコンビニの数
「アルバイト後に帰ると買い物できるのはコンビニ1店舗だけ!」などという状況だと、生活費を圧迫したり毎日の食事が制限されたりしかねません。
24時間スーパーがあると自炊ライフも快適になります。
選択肢は多い方がいいので、スーパーのホームページや飲食店検索サイトで住みたい街のお店情報や営業時間などは、手間を惜しまず調べておきましょう。
医療施設の有無
風邪を引いたり体調を崩したりしたときに、近くに医療施設があるかどうかは重要です。
駅の周辺にあることが多いので、インターネットで検索などをして調べておきましょう。
その他欲しい施設の有無
ドラッグストア、100円ショップ、レンタルビデオショップ、本屋など、自分の生活スタイルにあった施設が近くにあるかどうかも確認しましょう。
なくても困らない、という程度のものならば、近隣の駅付近や大学周辺で十分足りることもあるので欲しい施設がすべて揃っているかを無理に気にする必要はありません。
優先順位を決めながら、周辺環境をチェックすることが大切です。
5.生活水準をチェック
自分の生活水準に合わない地域で暮らすと、日々のちょっとした買い物や毎月かかる家賃などの固定費が生活を圧迫し、好きな街でも毎日が苦しいものになってしまいます。
地域の物価水準はわからないことも多いと思うので、不動産会社の人によく確認し、身の丈にあった地域で生活できるようにしましょう。
家賃相場の把握
その街の生活水準を知るポイントは、家賃相場に現れてきます。
主要都市の駅近物件は、やはり家賃が高めとなり、年収の高い人たちが集まる傾向があります。
周辺環境でいえば、スーパーで買う食品の単価など物価も高めとなっています。
食費などにかかる物価目安
憧れの街でも生活水準が高すぎると、家賃が高いだけでなく、食費やちょっとした買い物のひとつひとつが生活を圧迫する可能性があります。
住もうとしている街の詳しい物価指数が知りたければ、大手不動産会社のホームページなどに載っていることもあるのでチェックしてみましょう。
6.まとめ
住みやすい街のポイントで、周辺と生活環境をチェックする一番の方法は、やはり現地に足を運ぶことです。
駅周辺から物件近辺を朝・夕両方の時間帯に散策すると、街や駅の様子がわかりやすくなります。
足を運べない人は、不動産会社やその地域に住むお知り合いの方を通じて情報収集しておきましょう。
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