皆様、こんばんは。
今回は注文住宅を建てた方で間取りで後悔したポイントをまとめてみました。
これから住宅を購入される方は是非参考にして頂きたいと思います。
早速、後悔ポイントに入っていきます。
モノが入らない、出し入れしにくい片付けにくい住まいに…収納のつくりで失敗
十分な広さや収納量をとるだけでなく、収納内部のつくりや収納場所も大事です。
モノを出す・使う・しまうシーンをしっかり考えましょう。
【失敗例】
・ウォークインクロゼットの奥に夫の書斎という間取りにしたので、収納内部が通り道になってしまってとっても不便。
・通路を確保するため、荷物の置き場所も少なくなった。
・パントリーの棚の奥行きを取りすぎた。
・小さい食材は奥に隠れてしまうので、左右で棚の奥行きを変えればよかった。
・クローゼット内に洋服が入りきらず失敗。
・ハンガーをかけるバーの部分をもう少したっぷり取るんだった。
・広めのウォークインクロゼットにしたけど、たんすを2個並べるには10cm足りなかった。
・長さを測るべきだった。
・大型収納が2階のロフトだけ。大きなモノもいちいち階段&はしごで運ばなければならず、歳をとったら怖いと思う。
・玄関かリビングにコート用クロゼットをつくればよかった。
・コートをかけるところがないから、いつもリビングの床に置きっぱなし。
・玄関収納は天井いっぱいのトール収納に。
たっぷり入るし、扉がミラーだから広々と見えていいけど、小物を置く場所がない。
たっぷり入るし、扉がミラーだから広々と見えていいけど、小物を置く場所がない。
・階段下収納の中に小窓か照明を付ければよかった。
・奥の方から物を探し出すのに暗く、昼でも懐中電灯が必要。
失敗しない為のアドバイス
【収納編】
□ 図面の収納スペースに坪数でなく幅・奥行きの長さを記入したか
□ 収納したいモノのサイズと、収納スペースの幅・奥行き・高さが合うか
□ モノを使う場所から収納する場所までは近いか、動線はスムーズか
□ クローゼットや靴収納などのスペースは、現在の住まいと比べて十分か
□ 収納扉は開き戸、引き戸、折り戸など、使いやすいものになっているか
□ オープン収納がほかの部屋などから丸見えになって困ることはないか
□ よく使う、よく出し入れするモノは手の届きやすい高さに収納できるか
□ 収納内部に照明やコンセントを設置するなどの工夫があるか
□ どこに何をしまうか、家族全員がわかりやすいつくりになっているか
□ 収納したいモノのサイズと、収納スペースの幅・奥行き・高さが合うか
□ モノを使う場所から収納する場所までは近いか、動線はスムーズか
□ クローゼットや靴収納などのスペースは、現在の住まいと比べて十分か
□ 収納扉は開き戸、引き戸、折り戸など、使いやすいものになっているか
□ オープン収納がほかの部屋などから丸見えになって困ることはないか
□ よく使う、よく出し入れするモノは手の届きやすい高さに収納できるか
□ 収納内部に照明やコンセントを設置するなどの工夫があるか
□ どこに何をしまうか、家族全員がわかりやすいつくりになっているか
広すぎても後悔! 狭すぎても不便…バランスが難しい!部屋の広さで失敗
住まいという限られた面積では、スペースの配分がカギです。それぞれに適した広さをとるには、優先順位づけを明確にしましょう。
【失敗例】
・脱衣室が狭すぎて、着替えは定員1名。
・室内物干しに洗濯物をかけていると、脱衣室に居場所がない。
しかも家事動線のために出入口を増やしたため、収納もとれなくなった。
しかも家事動線のために出入口を増やしたため、収納もとれなくなった。
・和室が4.5畳と狭すぎて、来客が2人以上だとかなりきつい。
あまり使えず、そのうち物置になりそう。せめて6畳あれば、人も呼べたのに。
あまり使えず、そのうち物置になりそう。せめて6畳あれば、人も呼べたのに。
・子ども部屋は細長い形状。
枕が南側でしかベッドが置けないので不便。
配置も考えておくべきだった。
枕が南側でしかベッドが置けないので不便。
配置も考えておくべきだった。
・トイレが子どもには広すぎたかもしれない。
横幅がゆったりしすぎているので、座ったままではトイレットペーパーが取りにくいみたい。
横幅がゆったりしすぎているので、座ったままではトイレットペーパーが取りにくいみたい。
・広いリビングに憧れ、玄関は通過するだけと割り切って狭くして失敗。
天井いっぱいにつけた収納のせいで圧迫感もスゴイ。
天井いっぱいにつけた収納のせいで圧迫感もスゴイ。
・リビングに畳コーナーを設けて広々に。
でも広すぎて冷暖房効果が悪い。
それなら収納を増やせば良かった。
でも広すぎて冷暖房効果が悪い。
それなら収納を増やせば良かった。
失敗しない為のアドバイス
【部屋の広さ編】
□ 置く予定の家具や家電などを、図面に書き込んで広さを確認したか
□ トイレは子どもでもペーパーに届く横幅になっているか
□ ドアや収納扉を開けた状態で、使う家具を置いても余裕があるか
□ 家族が長い時間を過ごす空間にたっぷりとスペースが取れているか
□ 人と人がすれ違うことの多い通路部分には十分な幅が取れているか
□ 洗濯機から物干しまでの通路は、洗濯カゴなどを持って通れる広さか
□ 広すぎてモノを取りにくい、家事がしにくいなど不便なところはないか
□ 引き戸の開け閉めなどにより、自在に広さを変えられる工夫があるか
□ 将来、ライフスタイルの変化に合わせて部屋の広さを変えやすいか
□ トイレは子どもでもペーパーに届く横幅になっているか
□ ドアや収納扉を開けた状態で、使う家具を置いても余裕があるか
□ 家族が長い時間を過ごす空間にたっぷりとスペースが取れているか
□ 人と人がすれ違うことの多い通路部分には十分な幅が取れているか
□ 洗濯機から物干しまでの通路は、洗濯カゴなどを持って通れる広さか
□ 広すぎてモノを取りにくい、家事がしにくいなど不便なところはないか
□ 引き戸の開け閉めなどにより、自在に広さを変えられる工夫があるか
□ 将来、ライフスタイルの変化に合わせて部屋の広さを変えやすいか
ゆっくり寝れない、設備がうるさい…住んでからのストレス大!音の伝わりで失敗
室内での足音、話し声、テレビの音、食洗機や洗濯機の音、外のクルマの音など、音の発生源との配置を意識しましょう。
【失敗例】
・リビング・ダイニングの上にフローリングの子ども部屋。
子どもが暴れたり、何かを落としたりすると、もろに1階に響いてうるさい。
子どもが暴れたり、何かを落としたりすると、もろに1階に響いてうるさい。
・電気代の安い深夜に食洗器を回したいけど、キッチンの真上の息子の部屋に響くようで、結局は回せない。
・吹抜けリビングは2階にいる家族に声をかけやすくていいけど、夜、夫の友人が来ると家中に声が聞こえる。
・家の前の道路の交通量が思ったより多く、道路側に寝室はNGだと痛感。
しかもマンホールの段差があって音が響く。
しかもマンホールの段差があって音が響く。
・道路に面して浴室をつくったので、子どもがキャーキャー騒ぐ声、それを叱る親の声が、外を通る人に丸聞こえ。
・1階折り上げ天井で梁を見せているので広々と見えていいけど、2階で寝ていると1階の音がかなり響く。
失敗しない為のアドバイス
【音の伝わり編】
□ 図面の中で音の出る箇所に印をつけて、各フロア重ねてみたか
□ 足音のする通路や部屋がリビングや寝室の上の階に配置されていないか
□ 人通りの多い道路沿いの1階に寝室や子ども部屋が配置されていないか
□ 機械音や排水音の出るキッチンやトイレの傍にくつろぎ空間がないか設計士さんからもうヒトコト! 事前に考えておきたいポイント
□ 足音のする通路や部屋がリビングや寝室の上の階に配置されていないか
□ 人通りの多い道路沿いの1階に寝室や子ども部屋が配置されていないか
□ 機械音や排水音の出るキッチンやトイレの傍にくつろぎ空間がないか設計士さんからもうヒトコト! 事前に考えておきたいポイント
子どもが走りまわる足音、キッチンの換気扇や食洗機、洗濯機の運転音、浴室やトイレの排水音、楽器など、音の発生源をリストアップ。その近くにリビングや寝室、客間などが接していないか図面をチェックしておくと安心です。
コンセントが足りない、位置が不便…小さくても生活への影響大!配線計画で失敗
生活の便利さを大きく左右するコンセントや照明スイッチ。
プランニングの後半で決めるため、最後までじっくり考えましょう。
【失敗例】
・トイレの照明スイッチが、開いたドアで隠れてしまう位置にあって使いにくい。
・スイッチやコンセントの位置は、壁紙を張る前に確認したけど、使いにくい位置か考えなかった。
・ダイニングにもテレビ配線が必要だった。
食事中や食器洗い中にテレビを見たいけど遠くて見えない。
食事中や食器洗い中にテレビを見たいけど遠くて見えない。
・よく考えたつもりが、テレビの置き場所を事前に決めていなくてテレビコードが長くなってしまった。
・コンセントが目立たないようにと、LDKの四隅だけにつけて失敗。
真ん中にひとつあれば、一度に掃除機がかけられたのに。
真ん中にひとつあれば、一度に掃除機がかけられたのに。
・玄関の照明スイッチが室内側に寄りすぎた。
帰ってきたとき、真っ暗な中でスイッチを探さなければならない。
帰ってきたとき、真っ暗な中でスイッチを探さなければならない。
・キッチンのカウンターの近くにもコンセントをつければよかった。
たまに出すミキサーを使いたいときに困る。
たまに出すミキサーを使いたいときに困る。
失敗しない為のアドバイス
【配線計画編】
□ 家具と家電の配置を図面に書き込み、必要な数のコンセントがあるか
□ 掃除機をかける際、コンセントの抜き差しの回数が少なくて済むか
□ 照明スイッチが開けたドアの裏に隠れる場所に設置されていないか
□ 帰宅したとき、就寝するときなどの生活動線上にスイッチがあるか
□ 掃除機をかける際、コンセントの抜き差しの回数が少なくて済むか
□ 照明スイッチが開けたドアの裏に隠れる場所に設置されていないか
□ 帰宅したとき、就寝するときなどの生活動線上にスイッチがあるか
必要な場所に必要な数のコンセントを設けるためには、使う家電をリストアップ。常時出しておく家電のほか、季節家電なども忘れずに。照明スイッチは生活動線に沿って設置することが大切。一日の行動を書き出してみましょう。
プライバシーも心配だし、気まずい思いもイヤ!室内外からの視線で失敗
平面で間取りをチェックするとき、見落としがちな視線。図面上でドアや窓を開けたつもりで、視界を想像してみましょう。
【失敗例】
・玄関ドアを開けるとすぐにリビングのドア。
玄関から入ったときにドアが開いていると、リビングの中が丸見え。
玄関ドアを開けた正面は壁になるようにすればよかった。
玄関から入ったときにドアが開いていると、リビングの中が丸見え。
玄関ドアを開けた正面は壁になるようにすればよかった。
・リビングの窓が大きすぎて、外からの視線が気になる。
カーテンを閉めると暗いので、曇りガラス風のフィルムを張ることに。
カーテンを閉めると暗いので、曇りガラス風のフィルムを張ることに。
・脱衣所のドアを開けた正面がダイニングの掃き出し窓。
窓の外の通りは散歩をする人も多いので失敗。
窓の外の通りは散歩をする人も多いので失敗。
・夏の暑い日、リビングと洗面室のドアを開けっぱなしにすると、玄関から洗面室まで視線が直通で丸見え。
・海外スタイルに憧れて、浴室・洗面室・トイレを3in1にしたけど、来客時、たまった洗濯物を隠すのが大変。
・オープンキッチンが玄関のそばにあるので散らかりが丸見え。
せめてカウンターを10cm立ち上げるべきだった。
せめてカウンターを10cm立ち上げるべきだった。
失敗しない為のアドバイス
【室内外からの視線編】
□ 1階の図面には隣の1階、2階の図面には隣の2階の窓を書き込んだか
□ 窓やドアの位置が、隣家の窓やドアと向かい合わせにならないか
□ 道路沿いの窓や大開口には、外からの視線を図面に書き込んだか
□ 玄関ドアを開けたときに、人に見られたくない空間が正面にないか
□ 窓やドアの位置が、隣家の窓やドアと向かい合わせにならないか
□ 道路沿いの窓や大開口には、外からの視線を図面に書き込んだか
□ 玄関ドアを開けたときに、人に見られたくない空間が正面にないか
外からの視線を避けるには、敷地周辺を歩き、道路や隣家から見えないかをチェック。室内では、ドアを開けたときにほかの部屋から見えないか確認しましょう。避けたい視線だけでなく、積極的に取り入れたい眺望もよく考えましょう。
今回の後悔ポイントは以上です!
皆様も家づくりをする際には後悔しないように気を付けてください。
信用できる会社、安心できる営業担当、任せても大丈夫そうな設計にお願いするのが大事です。
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