家づくりでかかる諸経費とは?
ここまで住宅と土地にかかる費用について解説しましたが、家づくりではそのほかに諸経費として物件価格の3~10%程度が必要と言われています。3,500万円の住宅では105~350万円程度かかるとみておくといいでしょう。
諸経費の内訳は不動産取得時にかかる印紙税・仲介手数料・登録免許税・不動産取得税・消費税です。また住宅ローン契約時にかかる融資手数料や保証料、団体信用生命保険料、火災保険料などもあります。そのほかに司法書士に支払う報酬手数料、地盤調査費や住宅診断にかかる費用、場合よっては水道の引き込み費用がかかるケースも。さらに新居への引っ越し費用や新居で使う家具、家電の購入費も必要でしょう。
適正コストで建てられる住宅のクオリティ
ここからは住宅の予算ごとに、建てられる住宅のクオリティがどのようなものか解説します。家づくりの目安としてみてください。
2,000万円台の家
2,000万円台の家はシンプルで基本的な性能を持つ住宅です。住宅設備や外構、屋根材、内装材などは、限られた予算の中で一般的なものを選ぶことになるでしょう。こだわる部分とそうでない部分に優先順位をつけ、メリハリを意識してコストを抑える工夫が必要です。
3,000万円台の家
全国の平均的な建設費と同等の3,000万円台の家は、ある程度まで希望をかなえた住宅を建てられるでしょう。断熱・気密性能にこだわり、住宅設備もグレードの高いものを選べます。また外構やデザインにも予算をかけられるため、デザイン面でもより満足度の高い家づくりができます。
4,000万円台の家
4,000万円台の住宅は、外観・内装・住宅設備・建築材料など、理想を詰め込んだ家づくりができるでしょう。広々とした居住スペースや、個性のある外観や間取りもかなえやすくなります。また住宅設備はよりグレードの高いものを選べるため、快適でデザイン性に長けた住宅を実現できます。
>>参考コラム:初めての注文住宅!失敗しないための具体的ステップとは?
家づくりでコストを抑えるポイント
「家づくりで予算オーバーしてしまった」という事態にならないように、コストを抑えるポイントを知っておきましょう。ひとつずつ解説します。
土地選びでコストを抑える
土地を購入して家づくりをする場合、土地選びは予算に合わせて行いましょう。土地価格が高くなりすぎると、建物に使える予算が減ってしまいます。住宅にかける予算の全体から、住宅の建設費と諸経費を引いた、残りの費用を土地の予算とするのがおすすめです。土地を選ぶ際は、価格が低い傾向にある北側道路の土地や旗竿地、変形地なども視野に入れると節約になるでしょう。
トミタの家づくり舎では、建築家と連携して家づくりを行うことでが土地の形状やデザインを生かした設計を提案します。狭小地や変形地でも快適な家づくりがしたい方におすすめです。
建物の大きさや形状と間取りを検討する
広い建物や部屋数が多いほど、かかる材料が増えてコストがかさみます。
コストを減らしたい場合は建物の大きさや形状、間取りを工夫した家を意識するといいでしょう。床面積が小さくなると、それだけかかる基礎や屋根材を減らせます。また建物の形を凹凸のないシンプルな箱型にすると、外壁や工事にかかる費用を抑えられます。間取りの面では和室をなくして、リビングに畳スペースを設けるなどの工夫でコストを削減できるでしょう。
>>参考コラム:工務店ならではの低コストでデザイン性の高い家づくり
大東市の家づくりで外せないポイントは?
ここからは大東市の家づくりで外せないポイントとして、耐震性能と断熱性能について解説します。
地震リスクへの対策
大東市は生駒断層帯の地震や上町断層帯地震、南海トラフ地震によって大きな被害が出る可能性がある地域です。大阪府の想定によると、生駒断層帯地震では全壊・半壊すると想定される建物は合計で22,078棟に上るとされています。また上町断層帯地震での建物被害想定は合計8,939棟、南海トラフ地震の被害想定では7,457棟です。
このような地震リスクを抱える大東市では、耐震性能が外せないポイント。住宅を建てる場合は耐震等級に注目してみましょう。
トミタの家づくり舎が手がける住宅は、大地震に耐えられるとされる耐震等級3が標準仕様です。柱や接合部などの部材ごとにかかる力を計算した構造計算を採用し、地震に強い家を提供することにこだわっています。
参考元:大阪府|事業継続力強化支援計画 大東商工会議所・大東市 別表1~4
高い断熱性能を持つ省エネ住宅
大東市は年間平均気温17℃と温暖な地域です。近年は地球温暖化の影響を受け大東市でも猛暑日が増加しており、市は熱中症対策情報を周知するほど暑さが懸念されています。
住宅は
断熱性能を高めると冷暖房の効率が上がり、光熱費を抑えながら快適に暮らせます。また部屋ごとの気温差が少なくなるため、寒暖差によって心臓や血管の疾患を引き起こすヒートショックも防ぎやすくなるのです。
トミタの家づくり舎は、国の省エネ基準を上回るHEAT20 G2グレードの断熱性能を実現。少ない光熱費で、より快適な室内環境で暮らせる家を提供しています。
参考元:大東市|第1編 第4章 市の地理的、社会的特徴>>参考コラム:『次世代の家づくり』トミタの断熱性能UA値とは?
大東市で高クオリティの家づくりならトミタの家づくり舎へ
トミタの家づくり舎は大東市を中心に、建築家がデザインを手がける高性能住宅を手の届く価格で提供しています。耐震等級3の耐震性、UA値0.46以下の高い断熱性、平均C値0.3以下の高い気密性を標準仕様にしているほか、理想の家づくりを土地選びや資金計画からサポート。家づくりやリフォームのセミナー、個別相談会やモデルハウス見学会も定期的に行っています。ご興味がある方は是非お気軽にお問い合わせください。