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なぜ?トミタの家づくり舎は気密性能『C値』にこだわるのか?!

家づくりノウハウ
公開日:2022.10.08
最終更新日:2024.07.08
家づくりノウハウ
公開日:2022.10.08
最終更新日:2024.07.08

なぜ?トミタの家づくり舎は気密性能『C値』にこだわるのか?!

目 次

109年続く弊社が、家づくりにおいてなぜ≪気密性能≫にこだわるのか?そもそも≪気密性能≫って何?
という事を今回は出来る限り分かりやすくお伝えしたいと思います。

多くの方は気密性能の存在を知らずに家づくりをされて後悔されております。
一度ご家族や知人などに気密性能って知っている?と聞いてみてください。
すでに持家を取得された方でさえも気密性能って何?と言われることが多いでしょう。
もし気密性能にこだわって家建てたよ!という方がいらっしゃれば良い家づくりをした可能性が高いです。
少しでも今回の内容が、家づくりの考え方などのヒントになれば幸いです。
 

1.気密性能『C値』とは?

気密性能とは、家全体の隙間の量を示すもので、
C値とは、家の隙間の量をどれだけ隙間が空いているのかを示す数値となります。
家の隙間が少なければ少ないほど良く、C値の値が小さければ小さいほど良いということになります。
このC値の単位は、[c㎡/㎡]となりますが、一般的には表記上はつけないことが多いです。
計算方法としては、【住宅全体の隙間の合計面積÷延べ床面積】となります。
例えば、隙間合計が10c㎡に対して延べ床面積が100㎡だった場合、C値は≪1.0c㎡/㎡≫であると言えます。
※床面積100㎡とは、延床30坪の2階建て相当となります。1階50㎡2階50㎡
隙間と言っても目に見える隙間というものではありません。
また、ライフラインとして必要とする内外をつなぐ配管やダクト類などは対象にならず、
あくまでも構造柱や梁のつなぎ目や窓サッシの重なる部分、基礎のコンクリートのつなぎ目、断熱材と柱等の間など
建築的な部分で発生する目に見えない箇所の隙間が対象となってきます。
この隙間が色んなことに影響を及ぼすということで、如何に隙間を埋めるかがポイントとなっております。
目安となる基準は、C値1.0以下を目指すことが重要と言われてます。
もちろんC値が0に近づければ近づくほど良いですが、その分高い技術と専門的知識が必要となりますので、
どんなに感覚的に丁寧に工事をしたとしても、勝手に隙間は埋まらない悩ましい部分となります。
 

2.断熱に対する影響

これからすみかとする家において、『寒い』『暑い』というのは誰しもが嫌だと思います。
その為、多くの方は断熱について重要と考えます。
どんな『断熱材』を使おうか?断熱材をどれだけ壁の中に充填しようかなど各社様々な取組があります。
トミタの家づくり舎においても、断熱材にはこだわっておりますが、
この断熱と呼ばれるのも断熱数値で示すことが出来、気密性能C値と断熱性能は非常に深い関係があります。
この断熱性能と呼ばれるものは、工事前とする設計企画段階で数値化することができます。
しかし、家が完成した際に隙間が発生していると工事前に示した数値が悪化してしまいます。
つまり断熱数値と呼ばれるものは、理論値であり実測値ではないからです。
その為、如何に隙間を埋めることが、断熱数値の理論値に近づけられるかが大事ということとなります。
イメージとしては、魔法瓶のようなお家です。
筒の部分が断熱材とするのであれば、蓋と筒の間が隙間となります。
仮に蓋を閉めるのが甘かった場合、その隙間から温水もしくは冷水が出てきてしまうかと思います。
また、魔法瓶とは保温保冷に優れておりますが、同様に蓋が空いていると熱が冷めたり、常温に戻ってしまいます。
この隙間を埋める為に、当たり前ですが、しっかり蓋を閉めることが重要となります。
住宅における断熱も同様となります。
断熱性能とは、保温保冷性能と言い替えれたりします。
その為、高い断熱数値を誇っても気密性能C値が悪ければ低い断熱数値になってしまいます。
せっかく断熱に予算を割いたのに非常にもったいない話となります。
 

3.電気代に対する影響

四季のある日本で生活する上で、夏冬は非常に過酷な環境になってしまう為、
多くの方は、夏は冷房、冬は暖房をつけているかと思います。
断熱にこだわったとしても、断熱だけでは家は暖かくなったり冷えたりはしません。
その為、熱源とするエアコンを稼働させる必要があり、電気代が発生してしまいます。
特に昨今は、原油価格が高騰し火力発電を主とする日本においては、電気代がうなぎ登りに値上げとなっております。
実は、気密性能C値をこだわることで、保温性能を高めてくれますのでエアコンの稼働負担を減らすことができます。
エアコンが主に電気量を発生する局面として、設定温度と部屋温度を埋める時となります。
イメージとしては、自動車が高速道路に乗る時です。
下道から高速道路の流れにのる際に、アクセルペダルを踏み込み加速させると思いますが、その際にガソリンを多く消費し燃費を下げます。
その後、上げ下げの少ない高速道路を一定速度で走ると燃費が伸びたりします。
また、信号の多い時や渋滞時などのストップ&ゴーの多い局面も燃費を下げます。
エアコンも同様のような稼働する際の燃費は非常に悪くなります。
その為、保温性能が高いと一定温度を維持しやすくなる為、エアコン稼働が省エネとなります。
つまり気密性能C値を拘ることで、断熱の保温性能が高まり、結果エアコン稼働負担を減らす為、省エネで快適に夏冬を過ごせるということになります。
 

4.建物劣化に対する影響

実は隙間を埋めて気密性能C値を高めることは、建物劣化防止にも繋がります。
いくつかある建物劣化の要因の一つでもある『壁内結露』というのがございます。
この壁内結露というのは、壁の中で結露とする水滴が発生する現象を指します。
一度、壁の中で水蒸気が水滴として液体に変化してしまうと、この水滴はほとんど蒸発しません。
すると構造柱や梁が、水滴によって腐ってくるなど劣化し始めていきます。
また、腐朽菌というキノコのようなカビが発生し、それを好物とするシロアリが寄ってきます。
シロアリは木自体を食べたりはしないですが、木に付着している腐朽菌を強い顎で食べることで一緒に木が削られていきます。
すると30年後には、構造が劣化し建て替えが必要になってしまうケースもございます。
如何に壁内結露させないことが重要となってくるのですが、
多く発生する部分は、断熱材を充填すべき部分で隙間が発生しているからです。
また、これらの現象を断熱欠損とも言います。
その為、気密性能C値に拘るというのは、建物劣化を防ぐ対策にもなっているということになります。
 

5.換気に対する影響

住宅において換気は大事であると建築基準法で謳われてます。
以前、建築業界においてシックハウス症候群ということが問題になったことから、
2時間ごとに家の中の空気が全部入れ替わる計算で家を建てないといけない法律となっております。
仮に下回った計算だった場合、役所への建築確認申請が通りません。
ただ、この換気においても断熱と同様に理論値となっている為、
実際は2時間ごとに家の中の空気が全部入れ替わってはいないのです。
この理論値を実現する為に、大事になってくるのがこの気密性能C値となってきます。
この気密性能C値が悪く隙間の多い家だと家全体の空気の入替えが行われないと言われてます。
その要因は、『ショートサーキット』と呼ばれる現象が起きる為です。
換気計画を考える上で、空気を取り入れる場所、空気を捨てる場所ということを考えます。
それにおける手法は様々ございますが、入口出口が明確なことから空気が流れていきます。
飲み物をストローで飲むシーンをイメージして頂くと分かりやすいかもしれません。
液体=空気、ストロー=家、お口=排気口
とした場合、一般的には普通にストローを吸えば液体が上がってきて飲めるかと思います。
しかし、吸い口手前のところに穴がいっぱい空いていると液体があがってこず、飲むことが出来ません。
原因は、空いた穴から空気が入ってきて口へ運ばれる為です。
それが『ショートサーキット現象』となります。
是非一度ご自宅で実験していただくとイメージがわきやすいかと思います。
つまり、家の隙間によるショートサーキット現象が起きてしまうと
一部分しか空気が入れ替わらず空気が滞留して淀んだ空気となってしまう
のです。
目安としては、
気密性能C値1.0で理論値50%
気密性能C値0.5で理論値75%
と言われておりますので、やはり気密性能C値に拘って頂きたい点です。
 

6.健康住宅の落とし穴

これまで気密性能が、あらゆる点において影響を及ぼすと伝えてきましたが、
気密性能にこだわることが、本来の健康住宅になると言われてたりします。
人が健康に影響を及ぼす要因は、身体への摂取です。
世の中的に健康食品や食事方法など多くの考え方や食品が出回っており、
多くの方が気にされているのかと思います。
しかし、身体の中で一番摂取量が多いのは、食べ物ではなく空気となります。
この空気が新鮮でないと身体に害を及ぼす可能性が高いです。
前項でもあった換気が正しく行われると家に居てる際は、常に新鮮な空気を摂取できていると言えます。
また、喘息やアレルギー持ちの方が、気密性能の良い家へ移り住んだことにより改善されたというデータも出てたりします。
そのことから、自然素材だけを使った住宅が必ずしも健康住宅であると言い難くなってきます。
もちろん手に触れる部分など自然素材が使われていることに越したことはありません。
何をもって健康として導くのかをキチンと見極めることさえ出来れば、『健康住宅』というキーワードだけの売り文句に惑わされなくなるのではと思います。
もし気密性能が高く、自然素材にこだわった家づくりであれば一番良いと思いませんか?
 

7.気密性能『C値』の調べ方

あらゆる点において重要な気密性能C値ですが、
理論値ではなく実測値でしか調べることができません。
その為、気密性能C値を導き出す為には、完成前に『気密測定』をおこなわなくてはいけません。
気密測定器を用いて、家全体の空気を外部へ放出し、家の中を負圧状態にします。
すると一定気圧に保とうとして、外の空気を引き込む現象が起きます。
その際に、色んなところに隙間があるとそこから空気が家の中へ入ってきます。
通常の換気も近い現象を利用して換気計画をおこなうのですが、
測定時は普段より強い負圧状態にすることで、隙間量を調べることが出来ます。
目では分からないですが、隙間が空いている場所に手を当てると空気が入ってくるのが面白いように分かります。
ポイントは、クロスや内装材など仕上げる直前が好ましいです。
なぜかと言うと、もし仕上げまでしてしまうと手直しが難しくなる為です。
住宅は、お施主によって間取りやプランなど全く同じ家を建てません。
だとしても施工する職人さん達も人間ですので、ミスは出ます。ただ大事なのはキチンと手直しして引き渡せることです。
そのチェックとする気密測定は、家の品質チェックも兼ねているのです。
その為、1度気密測定した際に隙間を発見すれば、その隙間を埋める手直しをおこない再度気密測定をおこないます。
そして納得できる数値が出たらそこで気密測定は終了となります。
1棟1棟の気密測定結果は違いますので、モデルハウスではC値●●だった。
前の物件はC値●●だった。だから今回もC値●●だ。という決めつけるような気密の捉え方は危ないと考えられます。
もし目に見えない大きい隙間が埋められることなく仕上げられていたとするのであれば
気密性能の恩恵を得ることができなくなってしまうからです。
その為、トミタの家づくり舎では、全棟気密測定をおこなうようにしております。
 

8.まとめ

なぜトミタの家づくり舎は、気密性能C値にこだわっているのか?をまとめさせて頂きます。
気密性能を高めることで、
●建物の保温性能が高まる(断熱性能を劣化させない)
●省エネ性能が高まり冷暖房設備の電気代が抑えられる
●壁内結露が発生しにくい為、躯体構造が長持ちする
●正しい換気ができることで身体が健康となる
●品質を担保する為に全棟気密測定の実施が重要
いかがだったでしょうか?なぜトミタの家づくり舎が気密性能C値にこだわっているのかが伝わったでしょうか?
また家にとって気密性能C値が重要であると思って頂けたら幸いです。
ちなみに引渡し後に気密リフォームするとなると数百万円~1千万円以上かかる場合がありますので、
建てる時に気密対策をしていれば、ほとんど費用負担なく実現できます。
気密対策で重要なのは、専門的知識と施工力です。
トミタの家づくり舎は、長年気密性能C値にこだわった家を建ててきましたので、
全てのお家をC値0.5以下かつ手の届く価格で提供しております。
是非、ご興味を持って頂けましたら個別相談など承っておりますので、
お気軽にお問い合わせください。

 ご相談承っております

トミタの家づくり舎では、ライフプランシミュレーションを活用した住宅予算のご相談も承っております。
 
ご来社でのご相談の際にはキッズスペースもご用意しておりますのでお子様とご参加も頂けます。またオンラインでのご対応も可能です。
 
 
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