こんにちは。
皆さん、人生経験の中で「あの時ああしてれば良かった」「こうしてれば良かった」と後悔した経験は誰しもあるはずです。
家を建てるということにおいても同じで、家を建てた方も「もっとここをこうしてれば良かった」と仰る方は少なくありません。
では、どうして家づくりで後悔することになってしまうんでしょうか?
その理由は、これは家づくりに留まらず何事においてもそうなのではないかと思いますが、沢山のものを見たり聞いたりしてから決断した方が自分の中で選択肢が増えるからなんですね。
家を建てる時も、最初はほとんどの人が初心者から始まりますよね。家を建てることを通して「こういう考えもあったのか」と選択肢の幅が広がり、考え方がアップデートされていくので、善し悪しが判断できる目が結果的に養われていきます。
では、家が完成してから「もっとこうすれば良かった」と後悔しないためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、家を建てたいと思った最初の段階で必要な知識を身につけて、ある程度の知識レベルまで一気に上げることです。
家をつくることにおいてレベルアップのためには、知識と情報が必要になります。
今回は、家づくりで後悔しないために押さえておきたい知識と情報をお話していきたいと思います。
✔︎︎︎︎家を建てたいと思ったらまずやること
やはり家を建てるとなると、まずは「とりあえず住宅展示場へ行く」という方法を考える方が多いのではないでしょうか?
「家を建てる=住宅展示場」というイメージを一般の方に連想するのであれば、それだけ建築業界のビジネス的な戦略としては成功しているのかもしれません。
しかし、「家を建てる=住宅展示場」という流れは本当に正しいのでしょうか。
以前、住宅展示場についての口コミをインターネットで見ていたらこんな書き込みがありました。
「何も知らない人を自社に有利な情報づけにして正常な判断をできないようにして契約を迫る。そのような住宅展示場は情弱ビジネスの最たるもののように感じました。」
この書き込みの意見のようにどの会社もこのようなビジネスをしていると一概には言えないのですが、実際に住宅展示場に足を運んでこのような感想を持つ方がいることは私たちも頭に入れておくべきではないでしょうか?
もちろん、住宅展示場というのは家を建てる方にとっても生活のイメージがしやすいのである方が便利ですよね。
では、なぜ住宅展示場が情弱ビジネスのように感じるのかと言うと、会社側とお客様側で圧倒的に知識量に差があるからなんですね。冒頭でも述べたように最初は誰でも初心者です。会社は住宅についての知識も経験も豊富です。知識量に差があって当たり前なんです。
ですが、家づくりを始めるなら最低限の予備知識は頭に入れておくことが重要になります。あとで後悔しないためには、これが家づくりのスタートになります。
予備知識として参考になる記事を紹介させていただきますので、是非ご覧ください。
→住む前に気づきたい注文住宅の後悔・失敗ポイント(前編)
https://tomita-iedukuri.com/667/
https://tomita-iedukuri.com/667/
→住む前に気づきたい注文住宅の後悔・失敗ポイント(後編)
https://tomita-iedukuri.com/670/
https://tomita-iedukuri.com/670/
✔︎︎︎︎住宅会社選びの知識
先程も情弱ビジネスという言葉が出てきましたが、会社を選ぶなら初心者であるお客様に寄り添ってくれる会社を選びたいですよね。
また、会社選びというのは家づくりの流れの中で1番重要なんです。
家づくりの8割くらいは、どこの会社で家を建てるかで決まってくると言っても過言ではないのです。
会社を選ぶと言っても住宅会社や工務店は沢山ありますし、何を基準に見ればいいのでしょうか?
ここでポイントとなるのが、必ず複数の会社を見て比較することです。
複数の住宅会社や工務店を見ることで基礎知識や情報を得られることになるので、家を見る目が養われます。また、知識は少なくても「あの会社よりこの会社の方が良さそう」といった優劣の比較はできるかと思います。
今一度、複数の会社を見ることは必須であるということを覚えておいてください。
「何となくここでいいや」というように、あまりよく考えずに、決断してしまうと後悔の種になってしまいます。家づくりは一生に一度あるかないかの機会です。誰しも後悔はしたくありませんよね。住宅会社や工務店選びは、「ここに任せたい」と思える会社と出会うのがとても大切なことなんです。
✔︎︎︎︎理想の間取りを実現するために
間取りで覚えておきたいポイントは「今の生活の不満点が解消されているかどうか」、「家を建てることでモチベーションが上がるかどうか」です。
この部分を見ることで、あなたに合った間取りなのか判断ができるようになります。
家の間取りは10人いれば10通りですし、人によって合う間取りというのは違ってきます。
まず1つ目のポイント「今の生活の不満点は解消されているかどうか」についてです。
例えば今の家では子供部屋を作れなくて困っているという不満があるなら、新しい家では子供部屋を確保できるような間取りにするなど。
逆を言えば、今の生活の不満点が解消されていないのであれば、家を建てる価値というのは大きく減ってしまいます。アップデートをしなければ家を建てる意味というのが薄れますからね。
ですので、会社に間取りの要望を的確に伝えられるように、今の家の不満な点やアップグレードしたい点などを伝えられるようにしておきましょう。これが解消されているか確認することで満足いくものになるかならないかに繋がります。
次に2つ目のポイント「家を建てることでモチベーションが上がるかどうか」です。
せっかく家を建てるのであれば、楽しく毎日を過ごしたいですよね。そんな楽しさの基準として、2つ目のポイント「モチベーションが上がるものかどうか」にスポットライトを当ててみましょう。
不満な点が解消されてアップデートはされていてもやっぱりモチベーションになる華やかさが欲しいですよね。
例えば外観をこだわってかっこよくすれば、いつも外出先から帰ってくる時には、「家を建てて良かった」「明日も頑張ろう」というようになりますよね。
もちろんモチベーションが上がるものは外観だけではありませんし、人それぞれ何でモチベーションが上がるかも10人いれば10通りですよね。
家づくりには予算があるので、家を建てることでどんな風にモチベーションをあげたいのか意識をすることで、何に予算をかけるべきなのか明確になりますし、家を建てたあとの毎日の幸福度にも繋がります。
また先程、複数の会社を比較してくださいと述べましたが、間取りを作る人もよく比較してみてください。
家づくりは間取りを作る人によっても左右されます。話をしっかり聞いてくれて疑問点に答えてくれる。言われたことをただ図面にするだけで無く、プロとしての提案がある。
仮に要望を伝えているけどあまりしっくり来ない担当者だったとして、「家づくりってこういうものか」と諦めてしまいがちですが、図々しく、わがままでいましょう。なぜなら家づくりは一生に一度あるかないかの機会ですので、お客様はわがままで当たり前なんです。
まずは、あなたに合った設計担当者なのか、そしてあなたが建てたい家を理解してくれる担当者なのかどうか。
この視点をしっかりと持っておきましょう。
✔︎︎︎︎まとめ
今回は家を建てたいと思った時に知っておいて欲しい情報や知識についてご紹介してきました。
現代はインターネットを開けば良くも悪くも情報が沢山あります。
ネットにある情報は全て正しいものではなく、ときには悪質なものもあります。ですので全て鵜呑みにしてしまうのではなく、ネット社会の現代だからこそ、足を運んで、自分の目で見て、耳で聞いて、頭で考えることが重要になります。
是非、今回のポイントを参考に家づくりの正しい情報と知識を先に身につけてレベルアップしていきながら、良い家づくりをしてくださいね。
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